こんにちは!
みなさんは自分はもう語学を習得するには
手遅れだ。なんて思っていませんか?
今回は大人だからこそできる言語習得法を紹介したいと思います。
子供の言語習得が早い理由
子供は単純記憶がとても強く、耳から聞いた音をとにかく真似し、頭で考えすぎずその音を繰り返し聞く&話すことで言葉を覚えます。
テレビ番組のホンマでっか!に出演いている生物学者の池田先生が言うには…
実は、赤ちゃんの頃は誰でもどんな言葉でも習得する能力が完璧に備わっているそうです!!!
しかし、日本人では使わない音である「R」や「TH」などの音は成長と共に発音できなくなるそうです。
それは、自分がいる環境に効率よく適合するため、いらない能力を切り捨てるだからそう。
また、ニューロンという神経細胞が急激に減ってくるのが6歳以降らしくそのため、幼いうちは言語習得が速いそうです。
さて、子供の時にできたことができなくなった大人が子供と同じように学習しても効果はありません。
大人ができる効率よく言語の習得の方法
まず、大人が何かを暗記したいとき脳が勝手にカテゴリー化しているもの・いらないものを分別します。
ですので子供のように”聞き流すだけで頭に入る”ということは難しいのです。
大人が何かを覚えるには、暗記したいその言葉が短期的な記憶を溜める海馬(カイバ)というところに行かないといけません。
この時に以下3つの要素があるものだけが大脳に移り
*印象的なもの
*繰り返し体験したもの
*重要だと判断したもの
この時初めて暗記成功!となるのです。
これを踏まえて大人ができることとは!?
Step1:印象に残る教材を探す
私がおすすめするのは自分が興味があるもの、好きなことから学ぶ!音楽好きなあなたには…
①習いたい言葉の自分の好きな曲を探しましょう。
②そして歌詞を検索しシャドーイングをしてください。
とにかく最初はついて行かれなくても歌詞を見ながら真似をします。
このことで自然に発音を学ぶことができます。
③また、歌詞の中で分からない単語があれば調べましょう。
好きな曲にでてくる単語ならその曲と関連付けることができるので、楽しく覚えることができ脳にも更なる印象をもたせてくれます。
④更に良いのがYOUTUBEなどで歌詞付のビデオと一緒に歌ってみてください。
歌詞が画面に映る時間が短いため、フラッシュリーディングで得られる効果が期待できます!
フラッシュリーディングとは景色や写真のように文字をイメージ画像として脳にインップ
トすることでより多くの情報をいっぺんに取り入れる速読の技です。
映画好きなあなたには…
①好きな映画をまずは日本語字幕付きで見ます。
ある程度話のあらすじが分かった後、
②2回目はあなたの習得したい言葉の字幕に変えてみます。
するとさっきは聞き取れなかった単語も字幕があればちゃんと聞こえるのです!
聴くだけでなく目からも情報を入手することで脳にさらに印象づけましょう!
これを繰り返すとある時から急に字幕なしでも聞き取れるようになります!
映画が字幕なしで聞き取れるようになれば日常の会話ももう怖くありません!
読書が好きなあなたには…
①まず自分が好きなテーマで探しましょう。
恋愛でもよいしファッション、またはおすすめのカフェについての記事でもよいのです。
②しかし黙読するだけではなくシャドーイングをし耳からも聞くようにしましょう!
初めは絵や写真付きの物の方が印象に残っておすすめですよ!
Step2:繰り返す
新しい情報を見つけた後は繰り返して記憶に残しましょう。脳は繰り返し見たものを”重要な物”と錯覚するそうです!
また、海馬が重要な情報と要らない情報の整理をしているのは人が寝ている時。
ちなみにこの現象が私たちの見る夢の理由らしいですよ。
寝る前にもう一度チェックすることで記憶を新鮮にし大脳に送り込みましょう!!!!
そして、睡眠時間やストレスは海馬の大きさに響くそうなので規則正しい生活やストレスフリーな生活も語学習得の早道なのです!
まとめ
人はいやいや勉強すると頭に入らないようになっているようです…
確かに私も学生時代歴史や地理が大嫌いで、試験前、必死にノートの単語を暗記しようといましたが壊滅的でした。
ですが、今その国々へ旅し実際に見ること(印象)で興味を持つようになり自分から調べよう!と思った内容(記憶の反復)はよく覚えています。
ポイントはとにかく楽しく学習することだと思います。
苦手な単語も自分が実際に使うシチュエーションを想像しながら覚えれば無理なく暗記することができます。
好きなことをすれば誰でもワクワクしますよね?
ワクワクすれば意欲も沸きます!!