それぞれ全く違う良さがある♪ 南米国の特徴を比較してみました!



こんにちは!

みなさんは南米にある国の名前すべて言えますか?

日本の反対側の大陸なだけありあまり知られていないのが南米だと思います。

私も恥ずかしながらスペイン語なんて需要が無いと思っていたし

”コロンビア”という国の名前すら聞いたことがありませんでした。笑


こちらが南米の地図ですがブラジル、ガイアナ、スリナム以外の国はスペイン語を話します
                                 

さて、アジアでも日本、韓国、中国、台湾など国によって話す言葉、文化、食べ物、環境など違ってくると思います。

それは南米の国でも同じで各国それぞれ特徴があり文化、環境も変わってきます。

なので!

今回は南米の国別特徴の紹介をしたいと思います!!!

コロンビア

まずは私の良く知るコロンビアについて。

コロンビアは南米でも北の方に位置し四季が無く南国であります。

国民性

国民性といえばとても明るくて人懐っこい人が沢山います。

道を歩いても断トツで声をかけるタイプが多いです。いわゆるナンパ(笑)

とっても明るいコロンビア人、その場ではテンションが高いのでベストフレンド!!みたいなノリになりますが、

実は疑い深い彼ら。噂が大好きなこともあり、本当に信頼できるのは家族や限られたごく一部の人だけみたいです。

言葉

コロンビアのスペイン語は南米の中で一番癖が少なく聞き取りやすいと言われています。

中でもメデジンの方言は他の国からも憧れられるほど魅力的らしいです♪

特徴的なフレーズと言えば

Cheveré(チェベレ)/Bacano(バカノ)

これは最高!という意味

Parce/Parcero(a)

=アミーゴ(友達)という意味で特に友達でなくても人を呼ぶときに使います。

Vaina

=英語でいうthingsで色々シチュエーションで使われます。

例)¿Como está la vaina? 調子どう?
  
  ¿Qué estas leyendo? 何を読んでるの?
  No sé, una vaina sobre Japón. 分からないけど日本のなんか。

など特定できないものを指すことも。

食べ物

コロンビアはフルーツが豊富です。

街を歩けばナチュラルジュースやマンゴー、バナナ、パパイヤなどがどこででもGETできちゃいます。

その他にも美味しいコロンビア料理は沢山あります。

AJIACO(アヒアコ)


アヒアコは特に首都ボゴタの郷土料理で鶏肉、沢山のジャガイモ、トウモロコシ(日本の物より粒が大きく甘くないです)などが入ったスープです。ご飯にアボカドが付きます。

BANDEJA PAISA(バンデハ パイサ)


こちらはメデジンの郷土料理。ものすごーーーくボリュームがある一品。
 
ひき肉、チチャロン(豚の皮をあげたもの)、目玉焼き、プラタノ、ソーセージ、アレパ小、豆、アボカド、お米

AREPA(アレパ)

アレパにも種類があり、基本コーンフラワーを使いますが白か黄色かで分かれます。

メデジンでは白色のコーンフラワーを使い厚さもとても薄く少しパサパサしているイメージ。



ボゴタでは黄色のコーンフラワーを使います。メデジンの物より水分が少しあります。

カルタヘナではその中に卵を入れて揚げるアレパ デ ウェボ(卵)が有名です。

他にもアレパ チョコロというアレパもありこれは甘みがあってお菓子感覚でとっても美味しいです!!!
 

ベネズエラ

そしてお隣の国ベネズエラ。

国民性

コロンビアと似ている点が多いですがこちらも南国で明るくフレンドリーな人が多いです。

個人的に初対面でも優しく話しかけてくれるのはベネズエラ人の方がコロンビア人よりも多い気がします。

また、美女が多い国としても有名です。

個人の意見ですがベネズエラ人の人の方が青や緑の目を持った人が多い気がします。

肌の色はオリーブ色で目が明るいと魅力的に見えちゃいますよね(笑)

現在の政治的な状況はあるかと思いますがベネズエラ大好き!!というのを全面に出してきます(笑)

国旗のデザインの帽子やTシャツやサッカーのホームユニフォームをとても好んで着ています。

コロンビア人もサッカーのユニフォームを普段着として着ますがベネズエラ人はそれをも上回っていると思います。

SNSでもベネズエラ人あるあるとかベネズエラ人についての投稿が多いです。

言葉

Chamo(a)(チャモ・チャマ)

=アミーゴ(友達)という意味です。特に友達じゃなくても使われます。

Marica(マリカ)

本当の訳はゲイという意味ですがこれもアミーゴという感じでものすごく使われます。

Coño(͡コニョ)

元はNGワードですがフランクな感じで”クソ!”と悔しい時に使ったりただ単に気持ちを表すときなどに使われます。

日本でいう「やばい」みたいな意味だと思いますが本当に相手を侮辱する時にも使われるのでトーンで判断します。

mamahuevo(ママウエボ)

こちらも直訳するとNGワードですがベネズエラ人がとてもよく使う代表的なフレーズです。

日常的にはバカという意味で使われています。

食べ物

Arepa rellana(アレパ)


ベネズエラのアレパは中にお肉や野菜、チーズまたたっぷりのソースを挟んで食べます。

Patacon relleno(パタコン)

プラタノの揚げてたものでコロンビアにもありますがパタコンの間にこれまた具材を挟んでたべます。

色々なものを入れて挟むのがベネズエラ流!

Tizana(ティザナ)


沢山のフルーツで作られた甘ーい飲み物。

スイカ、リンゴ、桃、メロン、バナナ、イチゴなど具だくさんです!

Hallaca(アジャカ)



コロンビアのタマレとも似ていますが、コーンフラワーで作った生地にオリーブ、豚肉、牛肉、鶏肉、野菜やスパイスなどで煮込んだ具材を入れてプラタノの葉っぱに包み茹でたもの。

色々な具材、スパイスの旨味またプラタノの葉っぱのにおいが混ざり絶品です!

ベネズエラではクリスマスにアジャカを食べるのが伝統だそうです。

ペルー

続いてペルー。

ペルーには原住民がとても多いです。

肌は暗めで顔はアジア人っぽい顔をしています。

女性は髪を染めている人は見かけませんでした、また女性も男性も髪を伸ばし三つ編みスタイルの人が沢山いました!

印象は特に子供たちが可愛すぎる!!

アジアっぽいけど目がクリクリしていてほっぺも真っ赤な子がいっぱいいました♡
         


面白いなと思ったのは、多くの人が歯を金で囲んでいること!!


何かと思って聞いてみると、ファッションだそう!18金のゴールドを使う人までいるそうです!

ちらっと見える金がセクシー???
でもこのブームはもう去ったそうで中年世代の人ばかりが確かに着けていました。

国民性

リマやクスコなどの観光地では正直あまりフレンドリーという印象はうけませんでした。

商売上手で、南米の中国人という感じでした…。

自分達の文化をすごく大切にしていて今でも民族衣装を着ている人が多かったです。

割とシャイなのかあまりオープンな感じはありませんでしたが、前のペルーの大統領が日系だったこともあり割と親日の人も多いのか、話しかけると快く話してくれました。

言葉

スペイン語はみな話しますが原住民の言葉があるみたいです。
みんな声が高いなあ、という印象でした。

Bacán(バカン)

日本語でいう最高!いいね!という意味です

¡Que roché!(ケ ロチェ)

=Que pena(ケ ペナ)それは悲惨だね、お気の毒になどの意味があります。

Soroche(ソロチェ)

ペルーやエクアドルは標高が高いため高山病になりやすいです。

ソロチェはロカールの人が使う高山病の意味。

それを予防するためにコカインの元となる葉っぱを合法で薬草として使われるのにはびっくり。

Chelas(チェラス)

これはみんな大好きビールの意味!一般的にはcerveza(セルべサ)ですがペルーに行ったときはぜひチェラスを活用しましょう。

食べ物

Aji de gallina(アヒ デ ガジーナ)

ニンニクのカレー?クリームシチューのようなもので鶏肉が使われています。

Ceviché(セビーチェ)


セビーチェは日本でも有名ですよね。

コロンビアではケチャップとマヨネーズを使いこってりとした味付けの物もありましたが
ペルーのセビーチェはレモンが効いてあっさりし、大きな白いトウモロコシとジャガイモを添えて食します。

なんとパスタとの組み合わせも人気みたいです。

Papa rellena(パパ レジェナ)


こちらはひき肉や野菜をマッシュドポテトの中にいれて揚げたものです。

まるでコロッケみたいでした!

Cuy(クイ)


こちらが衝撃だった食べ物、モルモットの丸焼き。

ペルーとエクアドルどちらともの伝統料理だそうです。

気になるお肉は固めで手で食べるのが通な食べ方らしいです…(笑)

美味しいところで食べればとっても美味しいそうで観光地のレストランで食べると結構値段も高く高級料理みたいです。

後はケチャップとマヨネーズがなぜかすごく液体化していて薄くて驚いた思い出があります。笑


チリ

チリは世界一縦長な国。南米では珍しく四季がはっきりしています。
 
イースター島がある国として有名ですね。

国民性

スペインの植民化が多く影響したのか人種は白人が断トツに多いです。

コロンビアやベネズエラ人みたいにみんなにフレンドリーという感じではありませんが、知り合えばとても親切にしてくれる人が多いです。

首都のサンティアゴは南米のイメージを屈するほど栄えていてビジネスマンも沢山います。

彼らのユーモアはとにかくNGワードを使いまくることらしく冗談で女子でもそのような言葉をバンバン使います。笑

男性ガタイが良い人が多く男性も女性もタトゥーをしている人が多いイメージでした。

言葉

チリのスペイン語はカステジャーノの中でも最も癖があると言われています。
 
というのも他の国では使わない独自の単語が多いそうです。

まず、チリでは語尾をaiに変換したりpoを付け足すことが多々あります。

例)¿como estas?(元気?) → ¿como estai?

例)sipo(はい)/ nopo(いいえ)/ yapo(オッケー)

など。日本でいう”だっぺ”みたいな感覚なのかもしれません…

Cachar(ヵチャール)

理解した。知っているなどの意味を持ちすっごく使われる言葉です。

例)¿Cachái?(分かった?)

Sipo Cacho.(うん、分かったよ。)

このように主語によって活用するみたいです。

Pololo(a)(ポロロ・ポロラ)

彼氏、彼女という意味。ふつうnovio(a)という単語を使うのに対してこの言葉はチリ特有だそうです。

Taco(タコ)

渋滞という意味。traficoから来た言葉です。

Al tiro(アル ティロ)

すぐに。という意味です。

Luca(ルカ)

チリでのお金の単位はペソですが1000ペソのことを略してルカと言います。

例)お店で…

sería 5000pesos(5000ペソになります) → sería 5 lucas.(5ルカになります)

食べ物

Empanada(エンパナーダ)


エンパナーダはどこの国でも人気ですが、コロンビアやベネズエラがコーンフラワーを生地に使うのに対してチリでは小麦粉を使用しサイズも大きめです。

また、揚げているか焼いているかの違いもあります。

Sopaipilla(ソパイピージャ)


小麦粉にかぼちゃを混ぜた生地をあげたスナック。

値段が200ペソ(約35円)とお手軽なためとても人気です。

生地自体にはあまり味がないので大量のソースをかけている人が多いです。

Cazuela(カスエラ)

骨付き肉(牛か鶏肉)、ジャガイモ、カボチャ、その他の野菜が入っています。
スープのような感じです。

Mote con huesillo(モテ コン ウェシージョ)



乾燥した桃(huesillo)を砂糖と水で煮込んだ甘い汁に茹でた殻付きの小麦(mote)をいれたチリで人気な飲み物。

甘くてモテがお腹を膨らませてくれるので小腹がすいたときにはもってこいの飲み物です!

このように南米といってもそれぞれ特徴があります。

スペイン語と言っても国によってイントネーションや使われる単語が変わります。

スペインのスペイン語はスペイン語。

中南米のスペイン語はカステジャーノと言って区別するほどです。

スペイン語の違いについてもう少し知りたい方はこの記事もおすすめです!